Oracle 起動に関するエラー

ORA-01034: Oracleは使用できません。

Oracle が使用できない状態になるのは色々なケースがあるが、ORA-01034 エラーの原因の多くは環境設定を変更したときに発生する。

 
  • ORACLE_SID 環境変数が間違っていないか

スクリプトを使用している場合には実行しているユーザーにおいて必要な環境変数群が正しく設定されていることを確認する。
おそらく ORACLE_SID、ORACLE_HOME、PATH 環境変数の設定間違いのベスト 3 だろうと思う。

参考: 環境変数 (NLS_LANG、ORACLE_HOME、etc)NLS 関連パラメータ

 
  • 再起動が必要な初期化パラメータを変更していて変更時に再起動していない場合

共有メモリのサイズを誤って大きくしすぎるなどすると起動しなくなることがある。
サーバーパラメータファイルで運用している場合には、サーバーパラメータファイルから初期化パラメータファイルを生成して 内容を再確認する。
Oracle インスタンスの重要なパラメータを変更する場合には、CREATE PFILE FROM SPFILE を使用して日時付きの初期化パラメータとしてバックアップしておいたものをプリントアウトして保存しておくと障害箇所も見つけやすい。

SCOPE=MEMORY のつもりが BOTH や SPFILE として誤った設定した場合や戻したつもりが誤って設定をしてしまった状態で次の再起動時まで気付かないということもある。

参考: サーバー・パラメータ・ファイル (Tips)サーバー・パラメータ・ファイル

  • Windows のサービスの不調

Windows の Oracleサービスを再起動する。または、Oracleサービスの再作成を試す。

 
  • 番外:インスタンスの起動を忘れていた

UNIX 系のデフォルトの設定ではインスタンスの起動は手動で行なう必要がある。
OS 停止時にも Oracle のシャットダウン手続きを行なわないと起動のたびに クラッシュ・リカバリ 処理(オラクルが起動時に自動的に行なう)が発生することになる。 障害時の保険のためにインストールの作業のタスクに起動と停止の設定作業を含めておく。
※ 通常運用において自動停止処理に頼って手動による停止処理をしない運用はお勧めできません。(特に Windows 系の場合)

参考: Oracle を自動起動、自動停止させる方法



関連事項

サーバーパラメータファイルの設定で起動できなくなる例 ⇒ システム日付を任意に設定する

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OTN (Oracle Technology Network)によるエラーメッセージによる情報だけでは、対処に困ったエラーについてのプラクティスです。
ベスト・プラクティスというわけではないので、書いてあることに固執しないで広い視野でエラー対応してください。

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